冷たいローカルスイーツ、ダウェットとワヤンの関係

暑い日が続く今日この頃、ホッと一息休憩をする時間に、チリンチリン~♪と日本の風鈴のような涼しげな音を鳴らしながら、ダウェット・アユ売りのおじさんが家の前を通るようになりました。

ダウェット・アユというのは中部ジャワ、バンジャールヌガラのおやつです。
米粉で作った小さなゼリー状のものに、ココナッツミルク、ココナッツシュガーを入れた冷たいドリンクです。

道端で売ってるダウェット売りさんは、ロタンやバンブーでできた籠の中に、素焼きの壺を入れて売っていて、その見た目が私はとても好きなんですが、このおじさんは売り歩くのに、軽いプラスチック製のものを採用した模様。

でも、注目は上の飾りです。
手作り感満載のワヤンのような飾りがついているのが見えますか?
このおじさんが、ワヤン好きで飾っているわけではないんです。
これは、今回知りましたが、ダウェット売りさんを象徴するマークでもあるんです。

このワヤンは、Semarとその息子Gareng。
なぜ、ダウェットアユにこのワヤンの登場人物が使われているのかというと、私の見たところ2説あり、

① seMAR と gaRENG の語尾を取って、「MARENG」 ジャワ語で、乾季、暑い季節の意味。
つまり、こんな暑い季節は、冷たいダウェットがピッタリ!! ということで設置されるようになった。

② SEmar と GAReng の文字の頭を取って、「SEGAR」インドネシア語で、爽やか、フレッシュの意味。
同じく、このダウェット飲んで、爽やかフレッシュ!

もっとドラマチックな話があるのかと思ったら、ただの文字遊びでした。。。

画像出典:dikimartabatmxm.blogspot.co.id

Semarとその息子たち。
一番左がSemar、その次がGareng、Petruk、Bagong。

 

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