明日4/21はインドネシアでは、カルティニの日。
簡単にいうと、民族衣装をみんなできる日です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
それにあわせて、今週末、長女の幼稚園ではカルティニ祭が開催されます。
明後日までに、こういうもの(写真)を5つ作って持ってきてくださいと先生から指示がありました。
今年は馬車に乗る予定で、その馬車に飾るものを作ってこいということみたいです。
幼稚園で、読み書きなんてしないで、こういうものを授業内に子供たちが自分で作ればいいのに・・・と内心思ってしまいましたが、まあ文句を言っても仕方なし。
グッドタイミングで、義妹と姪っ子たちがうちに遊びにきていたので、彼女たちに作ってもらいました。
大学生の姪っ子は、「こないだ、大学の行事でも、これを100本くらい作ったばかり」と話していたので、インドネシアでは定番の飾りなんでしょう。
先に旗をつけたり、花をつけたり色々バリエーションがあるそうです。
つくり方は、Sapu Lidiと呼ばれるココナツの葉でできたホウキに色紙を巻き付けていきます。
このSapi Lidi インドネシアでは、一家に1本、いや2,3本くらいは必ずある必需品。
ベッドのシーツの上のホコリを掃ったり、カーペットの汚れもこれでササッと掃くと汚れが想像以上にキレイに取れるんです。
雨季に増えるハエをパシッと仕留めるのにも、使えたり・・・。
photo by: https://www.tokopedia.com/allo/kertas-dekorasi-ulang-tahun-kertas-krep-potong-color-warna-warni
色紙はこういうものを使います。
カラフルな色紙で、日本で幼稚園とかの装飾で花を作ったりする紙を丈夫にしたような素材で、リボン状になっています。
kertas kerep(クルタス クレップ)と呼ばれているものです。
これを櫛状にハサミで切り込みを入れてから、ホウキに巻き付けていきます。
ちなみに、うちの長女、ビニール袋に水とこの紙を入れて、色水を作って遊んでたりしてました。
さて、この飾り、「オンデルオンデル」と呼ばれているみたいです。
オンデルオンデルというのは、ジャカルタ周辺の地域ブタウィ族の伝統文化で、竹でできた大きなはりぼての魔除け人形のこと。
この人形の頭に刺さっている飾り、確かに一緒ですね。
子どもたちの様々な伝統衣装姿はかわいいですけど、親は準備がなにかと大変なカルティニ祭。
今年はひとつ勉強になりました。
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