コロナ渦中の犠牲祭イドゥルアドハ

7/31はイスラム犠牲祭イドゥルアドハでした。

毎年恒例、前日の子供たちとエサやり戯れタイム。

コロナ渦で、観光業の我が家は、収入がほぼない状態。
夫は「だからこそ、今年は、家族の健康のため、今後の仕事のために、犠牲祭の家畜を買いたい」と言い、私はさすがに、しばし躊躇しましたが、コロナ渦で夫は夫なりに色々考え、動いて、色々計画しているので、その景気づけのためにも、羊を購入することにしました。

蓋を開けてみれば、うちの羊は、ふくよかで立派で毛並みも美しい羊でした。
色んな人から、どこでいくらで買ったのかと質問攻めにあうほどに。
いつもお願いしているドライバーさんが副業で育てていた羊を、言い値で購入したそうなんですが、かなりお値打ちのいい買い物だったようです。

こちらは迫力ある牛たち。
前日の晩遅く、羊たちの様子をついでに見ようと通った夫は、牛一頭が竹柵の狭いスペースで逆さに挟まって身動き取れずに、ひもが首にからまって死にかけているのを発見。
おそらく狭いスペースでケンカしあって、こんがらがってしまった模様。
大人の男性4人がかりで夜中2時までに牛を救出して、朝まで無事でいれるよう色々手配したというハプニングがありました。
犠牲祭用のキレの良いマイナイフを準備して、張り切っていたものの、寝不足で犠牲祭のお手伝いには少し遅れて参加となりました。

いつもの犠牲祭の風景。ただ違うのは、皆マスクをしているということ。


ここから先は、苦手な方は閲覧注意。


あのふくよかで美しかったあの羊。
脚は犠牲祭の時によくいただくので、もう慣れてるんですけど、毛付きの状態は初めて・・・。


さらに追い打ちをかけるかのように、夫が持って帰ってきたのは、

頭!!
いやー、さすがにこれは、ちょっと引きました。
バーナーで火で炙って、毛を燃やした状態で、写真は水で長時間煮て下ごしらえするそうです。

下ごしらえを済ませたら、畑に持っていって、近所のおじちゃま方と炭火で男の料理パーティーをするそうです。
トンセンにしたら美味しいとか。皮の部分がおいしいとか。

見た目がまるっとそのままで、インパクト大だから引いてますけど、私も知らず知らずのうちにサテ屋さんとかでわからずに食べているのかもしれませんね。

長女は、この頭がキッチンにある間は、一切キッチンに立ち寄らなかったです。
獣臭い一日が終わりました。
明日は、さっぱり野菜スープかな。

 

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