犠牲祭 イドゥルアドハ

昨日は、犠牲祭、イドゥルアドハでした。
血などに弱い方は、これより先は、閲覧注意です。

今年は、1人当たりの単価が牛とヤギとそんなに変わらなかったせいか、牛がとても人気でした。
とはいえ、牛は人数を集めないといけないので、ヤギも最終的には8匹ほどいました。

屠殺作業をはじめてみたときは、随分衝撃的でしたが、気づけば、だいぶ見慣れたなと我ながら関心しました。
こういうカーペットとかありますよね。
皮も革として、売られていくことでしょう。

この瞬間が見ていて一番切ない瞬間です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大きな牛は、体重も相当ありますから、大勢の男性たちがお手伝いします。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、ヤギ肉ですね。
こうやってみるとやっぱり毛が大半で、ヤギ肉っていうのは、お肉の部分が少ないな、と思います。

我が家は牛にしたので、牛のお肉を沢山もらえました。
毎度、犠牲祭でもらうお肉の中に対処に困るものが混ざっているんですが、今年も、Babatと呼ばれる胃の部分??、私ひとりじゃどうしていいかわからないです。
と思っていると、プカロガンの義姉やジョグジャの義姉がやってきてくれました。

この胃袋、臭いがすんごいんです。
義理姉たちが、手際よく丁寧洗ってくれました。
大量の胃袋、余分な脂肪を取り除きながら、1時間くらい洗う作業だけでかかったんじゃないでしょうか・・・。
その後、固いので、圧力鍋で2度煮こぼした後、スパイスと一緒に煮て、それを油で揚げてました。
それだけすると大分臭いが気にならなくなるのですが、それでも私には口にするとちょっと気になるので、結局家族に持って帰ってもらいました。
babat ボーナスだよ、いる??とあとで再度言われた意味がよくわかりました。

お肉は、スマトラ流ルンダンに。
ココナッツを茶色くなるまで炒って、石臼ですりつぶしたものを、最後に入れます。
これをするだけでコクがでて、gurihなんです。
gurihってパッとはまる日本語なんだろ?

もちろん、これらのお肉は、貧しい家庭のところにも配られていきます。
配当のお肉目当てで、沢山もらおうとせずに、本来は気前よくいかないとダメなんですけどね・・・。

    

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