ジョグジャの男性の着る伝統服Surjanなどに使用されている
ルリック(Lurik)という手織りの織物
今でも王宮では、位や祭事によって柄が決まっているそうです。
老舗工房Lurik Kurnia (ルリック・クルニア)
ジョグジャカルタ市内にあります。
最近は、インドネシア人の間で、このルリックを使った現代風の洋服が流行ってます。
私も何度か生地を買って、服を仕立てたり、カーテンにしたりしました。
いつもタイミング的に昼休憩時間に店を訪れてしまうのですが、この日は、皆さん作業中の時間だったので、見学させてもらいました。
店内にあった柄のサンプル
写真左は「黄金の馬車」 写真右は「Kecipir(シカクマメ)」という野菜の名前がついていました。
横糸のシャトルを巻く作業。
経糸を張る作業。
張られた縦糸に蝋を塗っている作業。
カラフルな糸たち。
熟練の職人さんたちが手織りで織っている作業。
織り機はたぶん20機近くありました。
外国人の子連れが突然やってくると、たいていおしゃべり好きのインドネシア人は、すぐ話かけてくれるのですが、ここは真剣勝負。
一斉に黙々とカタンコトン音を鳴らしながら織っている姿は、こちらまで緊張して邪魔しないように・・・と気が引き締まりました。
これは、アパレルメーカーからのオーダー品で、水通しまで頼まれているものとのこと。
店で販売されているものは、自分で水通しが必要です。
糸の染色作業場。
同色なので、わかりにくいですが、黒色に糸を染めています。
これは、化学染料ですが、店内には天然染料で染めたルリックも販売されてます。
どれも素敵で、毎度来るたびに迷います。
ルリックで単衣の着物を作って、バティックの帯して。。。あぁ妄想が膨らみます。
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