先日、ご縁あって、ムラピ山で災害復興の村おこし活動などをされている方に色々案内していただく機会がありました。
日本のツーリストはまだまだ少ないですが、欧米や近隣諸国のツーリストに人気のある火山跡地をめぐるジープツアーが有名なエリア。
4WD車で行くようなオフロード道をデコボコと進んでいったところにコーヒーワルンがありました。
“Warung Kopi Merapi”
ムラピ山で取れたコーヒーたちの展示。
ワルンでは、ムラピ山で取れたコーヒー(アラビカ、ロブスター)などがいただけます。
噴石が小粋なテーブルに。
ここのワルンは、24時間営業で、ジョグジャの学生たちがバイクでやってきて、夜な夜なおしゃべり場所としても使われているみたいです。
仮眠場所みたいなところや、お祈り場所もちゃんとありました。
ムラピジープツアーのついでに、寄ってちょっとコーヒー飲みながらひと休憩するのもいいかもしれません。
その後、レッドゾーンとなり、居住不可能となった住人のために、政府の補償で建てられた復興住宅も見学させていただきました。
その1軒では、噴火当時の様子を展示した小さな博物館のように利用されていました。
過去に”ムラピ火山博物館”という大きな博物館に、長女の遠足で訪れたことがあったんですが、大きすぎるのと、園児の数も多いので、よくわからないまま終わってしまったな・・・という印象でした。
ここの博物館は、小さいながらも、復興住宅の1軒で、実際に経験したことのある人から当時の様子を聞きながら火山について考えるというとても貴重な体験ができたと思います。
写真はないですが、火山が噴火したら、どうしたらいいか?ということが絵でわかるようになった防災教育に使う教材なども展示されていました。
火山というと、危険でネガティブなイメージがどうしても付きまといますが、肥沃な土地や温泉などその恩恵も受けているのも事実。
今回、私は初めて知りましたが、日本の有珠山は、火山との共生を目指しながら、火山観光というジオツーリズムで成功した場所だそうです。
ムラピ山もジープツアーをはじめ、色んな取り組みがなされているようで、これからがとても楽しみです。
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